空調業界の将来性

長年空調業界にいますが、少子高齢化だから需要が無くなっていく、所得が上がらないことや、物価上昇の為に仕事が少なくなると言われてきました。月によって前年を下回ることがあっても、年間を通すと毎年前年を上回っています。
当社は家庭用ルームエアコンがメインですが、施設にも取り付けを行います。例えば老人ホームや介護施設、学校の寮や宿舎などです。大きな商業施設や校舎、商業ビルはパッケージエアコンやビルマルを取り付けますが、場所によってはルームエアコンを取り付けることもあります。
家庭用ルームエアコンまだまだ需要が多くあります。

空調業界の将来性

1. 空調設備の更新需要

空調設備は、オフィスビルや工場、病院、住宅など、様々な建物で必要不可欠な設備です。 これらの建物は、いずれも老朽化していくため、定期的に空調設備の更新需要が発生します。 一般的に、業務用エアコンの耐用年数は約10~15年、家庭用ルームエアコンは約10年と言われています。

2. 再開発・新築需要

近年、都市部を中心に再開発や新築が活発化しており、これに伴い空調設備の需要も増加しています。 特に、近年は省エネルギーや環境への配慮が求められているため、高効率な空調設備の導入が加速しています。省エネ家電に対する助成金や補助金もあるので、実際の金額よりも費用を抑えることができます。

3. 技術革新

空調業界では、省エネルギーや快適性、安全性などを向上させるための技術革新が常に進んでいます。 例えば、AIやIoTを活用した空調システムや、VRを使った施工シミュレーションなどが開発されています。スマート家電という言葉も出てきましたし、スマホのアプリで外出先から運転をすることもできますし、温度の設定や風量など細かな設定も可能です。各メーカーもスマート家電には注力しているので、以前のエアコンからの買い替えも十分期待できます。

4. 人手不足

空調業界は、高齢化や転職などにより人手不足が深刻化しています。 このため、空調設備に関する技術や資格を持つ人材は、今後も重宝されるでしょう。人手不足で伸びしろのある業界なので、若い人には多くのチャンスが転がっている業界です。

5. 働き方改革

空調業界でも、働き方改革が推進されています。 例えば、テレワークやフレックスタイム制などの導入が進んでいます。しかし現場には関係ありません。働いたら働いただけ自身の利益になる個人事業主として働くほうが良いでしょう。会社に決められるのではなく、自身で休みを決めることができるのも魅力の一つです。

6. 安定した収益

空調業界は、景気の影響を受けにくい業界と言われています。 そのため、安定した収益を得られる可能性が高いです。しかし、気温の影響は受けます。空調機器は一般的には季節家電と呼ばれる代物になるので、冷夏や暖冬の年は売上が落ちてしまうと思われます。しかし、夏季繁忙期(6月~8月)で日本人の平均年収以上を稼ぐことは容易です。中には夏季のみ働き、後は遊んでいるという業者さんもいらっしゃいます。

 

まとめ
空調業界は、今後も安定した需要が見込まれる業界であり、将来性も十分にあると言えます。 現在、会社員で家電量販店などのエアコン取り付けを行っている方は是非、独立することをお勧めします。逆にパッケージエアコンをされている方は、状況によりますが収入が下がってしまう可能性があるかもしれません。
今後も様々な法改正がされたり、制限をされることもあると思いますが空調は私たちの生活に必要なものです。熱中症予防の為に数年前から国がエアコンを買うことを進めているほどです。現在、空調業界でご活躍されている方、これから空調業界に入ろうと思っている方、パッケージエアコンとルームエアコンの違いはございますが、間もなく暑い夏がやってきますので体調を崩さぬようお過ごしください。

 

 

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日本エアコンサービスのブログを最後まで読んで頂き有難うございます。
エアコンは季節物の商品なので若干の繁忙期や閑散期はありますが閑散期でも仕事量を増やす方法は沢山ございます。
弊社では閑散期に仕事量を増やすノウハウを皆様に惜しみなくお伝えし、協力業者様と共に売上や収益を伸ばしていけるようお互いが努力することで常にWinWinな関係が築けるように日々努力しております。
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