エアコンから不快な臭いがする、またはカビの発生が気になるという声はよく聞かれます。
特に湿気が多い季節や、長期間エアコンを使わない期間があると、内部にカビが繁殖しやすくなります。
しかし、日常のちょっとした工夫でカビの発生を防ぐことが可能です。この記事では、カビ対策の簡単な方法や掃除の手順を詳しく解説します。
エアコンにカビが発生する原因
エアコンの内部は冷房運転中に発生する結露が原因で湿気が溜まりやすく、カビが繁殖する絶好の環境になります。さらに、フィルターや内部に付着したホコリが栄養分となり、カビの発生を助長します。
カビを防ぐ簡単な方法
1. 使用後は送風モードで乾燥させる
エアコンを使った後は、送風モードやドライモードで内部を乾燥させましょう。
湿気が残るとカビの原因になるため、5~10分程度送風運転を行うだけでも効果があります。
各メーカのお掃除機能として搭載されていることもあります。
夏場にこの機能が作動すると、内部を乾燥させるため暖かい風を送る様になり部屋の温度が上昇します。使用する際は注意しましょう。
2. 定期的にフィルターを掃除する
フィルターに溜まったホコリはカビの栄養分になります。
2週間に1度を又は1カ月に1度を目安に掃除しましょう。お掃除機能が付いている機種であれば、定期的にダストボックスの埃を捨てましょう。
3. 室内の湿度を適切に保つ
カビは湿度が60%以上になると繁殖しやすくなります。
エアコンの使用に加えて、除湿機や換気を併用して湿度を50%程度に保つと、カビの発生を抑えられます。
4. エアコン専用のカビ防止スプレーを使用する
市販のエアコンカビ防止スプレーを活用するのも効果的です。
エアコンのフィンやフィルターにスプレーすることで、カビの繁殖を防ぐコーティングが施されます。
故障の可能性もあるので使用前に取扱説明書を確認し、正しい方法で使用してください。心配な方は専門業者に依頼しましょう。
エアコンの掃除方法を詳しく解説
ステップ1:フィルター掃除
- エアコンの電源を切り、フィルターを取り外します。
- 掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いします。
- 日陰でしっかり乾かしてから再装着します。
ステップ2:内部清掃
内部の清掃は市販のスプレークリーナーを使用するか、プロに依頼するのが一般的です。
- スプレークリーナーを使う場合、冷却フィンに直接噴霧します。
- 作業後は送風モードで10分ほど運転し、内部を乾燥させます。
ステップ3:ドレンホースの確認
ドレンホース(エアコンの排水管)に詰まりがあると、カビの原因になることがあります。
- ホースの先端を確認し、汚れが溜まっていれば取り除きます。
- 専用のドレンホースクリーナーを使用して内部を清掃します。
カビが発生してしまった場合の対処法
もしエアコン内部にカビが発生してしまった場合、以下の方法で対処できます:
- カビ取り専用のクリーナーを使用する。
- エアコン清掃業者に依頼してプロの手で徹底的に洗浄してもらう。
特に内部の奥深くに発生したカビは、自分で取り除くのが難しいため、専門業者への依頼を検討しましょう。
エアコンのカビを防ぐメリット
エアコン内部のカビを防ぐことで得られるメリットは以下の通りです:
- 健康への影響を抑える:カビによるアレルギーや喘息のリスクを軽減します。
- 快適性の向上:不快な臭いがなくなり、部屋の空気が清潔に保たれます。
- 電気代の節約:内部が清潔だとエアコンの効率が向上し、無駄なエネルギー消費を防げます。
まとめ
エアコンのカビ対策は、ちょっとした工夫と定期的なメンテナンスで簡単に実践できます。
送風モードの活用やフィルターの掃除、湿度管理を取り入れるだけで、カビの発生を防ぎ、健康的で快適な室内環境を保つことができます。
もし既にカビが気になる場合は、早めに掃除を行い、必要に応じて専門業者に相談するのがおすすめです。
健康と快適さを両立するために、エアコンのカビ対策をぜひ取り入れてみてください!
エアコン工事業者様も、お客様へ知識として是非共有してください。
日本エアコンサービスのブログを最後まで読んで頂き有難うございます。
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