真夏の過酷な現場でも無理せず乗り切る!エアコン工事職人が実践する“熱中症対策”とは?

年々気温が上がっている日本の夏。特にエアコンの需要が急激に高まる7月〜8月は、私たちエアコン工事業者にとってまさに「勝負の季節」と言えます。しかし、どんなに仕事が入っても体が資本。体調を崩してしまっては意味がありません。中でも特に注意したいのが熱中症です。

今回は、現場で働く私たちエアコン工事職人が、真夏を乗り切るために実践している熱中症対策について、実際の経験を踏まえてお話します。これからエアコン業務委託を始めたいと考えている方や、夏の繁忙期に備えたいという方には、ぜひ読んでいただきたい内容です。

朝の時点で勝負が始まっている!作業前の体調チェックと準備

夏の現場は朝からすでに暑い。だからこそ、出発前の体調チェックが最優先です。少しでも「だるい」「頭が重い」「食欲がない」と感じたら、無理をせず現場調整をするのがベストです。

また、朝食抜きで現場に出るのは絶対にNG。水分だけでなく、しっかりと塩分・糖分を含んだ食事を摂っておくことが、熱中症予防の基本です。エネルギー切れで倒れてしまっては元も子もありません。

室外機の設置は特に危険!高所+直射日光+熱風の三重苦

真夏の外作業で最も体にこたえるのが、室外機の設置作業です。特にベランダや屋根上の作業では、コンクリートや壁の照り返し、機械の熱風、そして直射日光の三重苦に晒されます。

このような環境下では、短時間でも体温が急上昇することがあります。私たちは可能な限り、直射日光を避けられる時間帯に室外機を設置するようスケジューリングしています。どうしても炎天下になる場合は、10〜15分作業→5分休憩のサイクルで無理なく進めることが重要です。

水分補給は「喉が渇く前に」が鉄則!ただの水では足りないことも

よくある誤解ですが、「水だけ飲んでいれば大丈夫」と思っていると危険です。実際には汗と一緒に塩分やミネラルも失われていますので、水だけだと逆に体内バランスを崩してしまいます。

私たちは、経口補水液やスポーツドリンクを薄めたものを常備しています。糖分が多いスポーツドリンクは原液で飲みすぎると逆に体に負担なので、半分の水で割って飲むのがコツです。

また、水分補給のタイミングは「喉が渇いてから」では遅いです。30分〜1時間ごとにこまめに少量ずつ飲むことが、脱水を防ぐ最大のポイントです。

作業着にもひと工夫。「冷感インナー」「空調服」で熱を逃がす

最近では空調服(ファン付き作業着)や冷感素材のインナーが充実しています。私も使っていますが、特に屋外作業では体感温度がかなり違います。

ただし空調服はフィルターにホコリが溜まると冷却効果が落ちるため、定期的に掃除や交換が必要です。逆に室内作業の際はエアコンがまだ動いていないことが多いので、着替えの回数を増やす首元に冷却タオルを巻くなどの工夫も効果的です。

仲間同士で“声かけ”が命を守る。現場の連携も熱中症対策の一部

最後に忘れてはいけないのが、仲間との声かけです。「水分とった?」「顔赤くなってない?」など、日常の何気ないやりとりが命を救う場面もあります。

また、万が一誰かが「頭が痛い」「寒気がする」「吐き気がある」などの症状を訴えたら、即座に作業中断&日陰で休憩+救急連絡が基本。軽視して進めると、最悪の場合は搬送案件にもつながりかねません。

まとめ:夏の工事は「頑張る」より「守る」が勝ち。無理せず着実にこなす職人が信頼される

エアコンの取り付け工事は、体力と集中力の勝負。特に真夏の現場では、無理をしない“自己管理能力”が、そのまま信頼にもつながります。

エアコン業者として協力関係を結ぶ中で、「あの人はいつも無理をせず丁寧にやってくれる」「夏でも現場を安心して任せられる」と評価されるのは、まさにこうしたリスク管理の意識が高い職人です。

これからエアコン工事を始めようとしている方も、すでに経験豊富な方も、真夏の現場では自分の命を守ることが最優先。そのうえで、安全に、確実に仕事をこなしていくことが、結果的には評価アップや仕事の安定確保にもつながっていくと私は感じています。

 

 


 

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