エアコン設置の現場では、狭いスペースでの作業や重量のある本体を支えながら行う作業が多いため、ウィンバッグのような道具があると作業の効率がぐっと上がります。特に、エアコンの内機(室内機)を壁に固定する際、ウィンバッグを利用すると、手間と労力が大幅に軽減され、作業の安全性が向上します。ウィンバッグは空気で膨らませて使用するエアバッグで、1枚でも役に立ちますが、2枚使うとさらに作業がしやすくなります。
ウィンバッグとは?
ウィンバッグは、エアコン工事業者がよく使う便利な道具の一つで、平らなエアバッグを空気で膨らませることで、壁や機器の隙間にスペースを作るためのものです。厚みを調整できるため、狭いスペースでも本体を安定させたり、配管や電源コードなどの接続がしやすいように空間を確保したりすることが可能です。
ウィンバッグを使うメリット
- 両手が使えるため、安全かつ効率的に作業が可能
エアコンの内機を設置する際には、まず本体を壁の金具に固定し、続いて配管や電気配線を接続する作業があります。ウィンバッグを壁とエアコンの本体の間に挟み、少し膨らませると、エアバッグが本体を支えてくれるため、一時的に手を離してもずれにくくなります。これにより、片手で支える必要がなくなるため、両手を使って配管の取り回しや電気接続ができるようになります。 - 高さや角度の微調整が容易
エアコンを設置する際には、本体が水平になっているかどうか、壁との距離が適切かといった微調整が必要です。ウィンバッグを2枚使用することで、片方を膨らませながらもう片方を微調整し、水平や角度を確認しながら設置が進められます。これは特に、配管接続やドレンホースの設置など、角度が重要な部分で役立ちます。微調整が可能なウィンバッグを使用することで、取り付け精度が向上し、トラブルの発生を防げるのです。 - 作業スペースの確保でストレス軽減
狭いスペースでのエアコン設置では、手や工具を入れる隙間が不足しがちです。ウィンバッグを挟むと、必要なだけスペースを空気で膨らませて確保できるため、手や工具がしっかり入るようになります。1枚だけだとどうしてもスペースが限られますが、2枚使うことで十分なスペースができ、配線や取り付け作業のストレスが大幅に軽減されます。 - 重い内機の負担を軽減し、力のコントロールがしやすくなる
エアコンの内機は、種類や容量によってはかなりの重量になるため、支えながら取り付けるのは体力的にも負担がかかります。しかし、ウィンバッグを使えば、重量を均等に支えることができ、片手で支える必要がなくなります。さらに、ウィンバッグの空気を少しずつ抜いたり入れたりして厚みを調整することで、少しずつ本体を持ち上げたり、位置を調整したりすることが可能です。これにより、力のコントロールがしやすくなり、取り付けが格段に楽になります。 - 仕上がりの精度が向上し、トラブルを未然に防止
エアコンの設置後に水平がずれていると、冷房や暖房の効率が悪くなったり、結露が発生したりする原因になります。ウィンバッグを使用して設置精度を上げることで、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。また、スペースに余裕ができるため、配管やドレンホースも無理なく取り回せるようになり、水漏れなどのトラブルのリスクも減少します。
まとめ
エアコンの設置作業において、ウィンバッグは「あると便利」を超えて「なくてはならない」道具と言えるかもしれません。とくに2枚使用することで、設置の安定性や作業のしやすさが大幅に向上し、スムーズな作業が可能になります。ウィンバッグを活用することで、安全で効率的な設置が行え、最終的にはお客様にも満足いただける仕上がりを提供できます。エアコン工事を行う際には、ぜひウィンバッグを用意して、作業環境を快適に整えましょう。
化粧テープで室内機を支えているエアコン業者さんは大勢いると思いますが、、床に落とした際はそれなりに大きな音がします。
何処にも傷が付いていなくても、落とされたお客様は不信に思い始めからあったキズを物を落としたから付いたと勘違いされる場合もあります。
ウィンバッグであれば落ちたとしても大きな音は出ませんし、空気で膨らませているだけですので傷もつきません。
特別高額な道具でもないので、早めに準備しこれからの工事に活用して浮くと良いと思います!
日本エアコンサービスのブログを最後まで読んで頂き有難うございます。
エアコンは季節物の商品なので若干の繁忙期や閑散期はありますが閑散期でも仕事量を増やす方法は沢山ございます。
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