エアコンのカビの原因と予防策:業者向けの詳細解説

エアコン内部のカビは、家庭用・業務用問わず、多くのトラブルの原因になります。カビが発生すると、異臭や健康被害を引き起こすだけでなく、冷暖房効率が低下し、電気代の増加にもつながります。この記事では、エアコンのカビの発生原因と、それを防ぐための具体的な方法について詳しく解説します。
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エアコン内部にカビが発生する主な原因
1. 湿気の多い環境
カビは湿気を好むため、エアコン内部が結露しやすい環境だと繁殖しやすくなります。特に以下の条件でカビが発生しやすくなります。
• 冷房運転後にすぐに電源を切る
• 湿度が高い地域や季節(梅雨・夏場)
• 換気が不十分な室内環境
2. フィルターや熱交換器の汚れ
エアコン内部のホコリや汚れがカビの栄養源になります。特に以下の部分が汚れていると、カビが繁殖しやすくなります。
• フィルター:ホコリが詰まるとカビの温床になる
• 熱交換器:汚れが付着すると湿気がこもりやすい
• ドレンパン・ドレンホース:水が溜まりやすくカビや雑菌が繁殖する
3. 空気の流れが悪い
エアコン内部の空気の流れが悪いと、湿気がこもりやすくなり、カビの温床になります。
• エアコンの吹き出し口が汚れていると、風の流れが悪くなり湿気がこもりやすい
• 設置環境が悪い(風通しの悪い部屋、日光が当たらない場所)とカビが発生しやすい
4. 使用頻度が少ない
長期間エアコンを使用しないと、内部が湿気を含んだ状態になりカビが発生しやすくなります。特に冬場に暖房をメインで使う場合、冷房機能があまり使われないため、夏場にカビが目立つことがあります。
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エアコンのカビを防ぐための対策
1. 冷房運転後に「送風運転」や「内部クリーン機能」を活用
冷房運転をした後、そのままエアコンを切ると内部が湿ったままになり、カビの原因になります。
→ 送風運転を30分~1時間行い、内部を乾燥させる
→ 「内部クリーン機能」がある場合は活用する
2. フィルターを定期的に清掃
フィルターの掃除はカビ対策だけでなく、冷暖房効率を上げるためにも重要です。
→ 2週間に1回を目安にフィルター掃除を行う
→ フィルターは水洗いし、しっかり乾燥させる
3. 室内の湿度を管理
湿度が高いとカビが発生しやすくなるため、エアコンの使用時も湿度に注意する。
→ 室内の湿度を50~60%以下に保つ(湿度計を活用すると便利)
→ 除湿機や換気を併用して湿度を下げる
4. 定期的にエアコンの内部を掃除
エアコンのカビ予防には、内部の掃除も重要です。
→ 年に1回は業者によるエアコンクリーニングを実施
→ ドレンホースの掃除をすることで、排水の詰まりを防ぐ
5. 設置環境の見直し
• 換気ができる部屋にエアコンを設置する
• 風通しの悪い場所なら、扇風機や換気扇を併用して空気を循環させる
• エアコンの吹き出し口をこまめに拭くことでカビの発生を防ぐ
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カビが発生してしまった場合の対処法
すでにカビが発生してしまった場合は、早急に対応しないと悪化します。
1. フィルターを洗浄
フィルターにカビが付着している場合は、ぬるま湯で洗い流し、しっかり乾燥させる。
→ フィルター用の除菌スプレーを活用するのも効果的
2. 市販のエアコン洗浄スプレーの使用
軽度のカビであれば、市販のエアコン洗浄スプレーでクリーニングできる。
→ ただし、スプレーの種類によっては逆にカビの温床になる場合があるため、注意が必要
3. 業者によるクリーニング
内部のカビがひどい場合や、エアコンの効きが悪くなった場合は、業者に依頼するのが最善。
→ 特に、熱交換器や送風ファンにカビが広がると、素人では除去が難しくなる
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まとめ
エアコン内部のカビは、湿気・ホコリ・汚れが主な原因です。業者としては、施工時に以下のようなアドバイスをお客様に提供すると信頼につながります。
1. 冷房後の送風運転を習慣化
2. フィルターの定期清掃
3. 室内の湿度管理
4. 年1回のエアコンクリーニングを推奨
5. 換気と空気の流れを改善するアドバイス
エアコン業者として、カビのトラブルを防ぐ施工やメンテナンスの提案をすることで、お客様の満足度向上につながります。エアコンの効率を維持し、長持ちさせるためにも、正しいカビ対策を実施しましょう!

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