エアコン工事をやっていると、どうしても気になるのが「異音」のクレームです。
冷房も暖房もちゃんと効いている。それなのに「カタカタ音がする」「運転中にビリビリ響く」「夜になると気になる音が出る」。こういった相談、正直一度は経験があると思います。
ただ、長く現場にいると分かってくるのが、異音クレームの多くは機械の不良ではなく、施工のちょっとした甘さが原因だということです。裏を返せば、施工を少し意識するだけで防げる異音は本当に多い。ここを押さえている業者さんほど、クレームが少なく、仕事が安定して増えていきます。
まず一番多いのが、室内機の固定不足や据付面の問題です。
石膏ボードへの固定が甘かったり、下地の位置をしっかり拾えていなかったりすると、運転時の微振動がそのまま壁に伝わってしまいます。冷房時は静かでも、暖房運転や霜取り運転に入った瞬間に「ブルブル」と音が出るケースも少なくありません。室内機は「落ちなければいい」ではなく、「振動しない」レベルまで固定して初めて合格だと思った方がいいです。
次に多いのが、配管の取り回しと固定です。
冷媒配管やドレンホースが、壁の中や外壁、サッシ、雨樋などに触れていると、コンプレッサーの振動が伝わって異音になります。特に隠ぺい配管や既設配管流用の現場では要注意です。見えない部分ほど、振動止めやクリアランスの意識が甘くなりがちですが、実はこういう場所こそ音の原因になりやすい。配管は「通せばOK」ではなく、「動いたときにどこにも当たらないか」を想像しながら施工することが大切です。
室外機まわりも、異音クレームの宝庫です。
コンクリート直置きで防振ゴムを使っていなかったり、架台が水平に出ていなかったりすると、低音のうなり音が出ることがあります。特に夜間は周囲が静かな分、お客様は音に敏感になります。日中は気にならなくても、夜に「ゴーッ」という音が響くと一気にクレームにつながる。室外機は必ず水平を取り、防振対策を前提で考える。この一手間が、後の呼び戻しを防いでくれます。
意外と見落とされがちなのが、化粧カバーや配管テープの処理です。
カバー同士のはめ込みが甘かったり、ビスの締めが均一でなかったりすると、風や振動でカタカタ音が出ます。お客様からすると「エアコンから音がする」と感じますが、実際はカバーの共振音だった、というケースは本当に多いです。最後に軽く手で揺すってみて、どこか動くところがないか確認するだけでも、かなり防げます。
もう一つ大事なのが、試運転時のチェックの仕方です。
単に冷えるか暖まるかを見るだけでは足りません。風量を強にしたとき、暖房に切り替えたとき、霜取りに入りそうなタイミングを想定したとき、こういった場面で変な音が出ないかを意識する。ここまで見ている業者さんは正直少ないですが、ここをやっているかどうかで、クレーム率は大きく変わります。
異音クレームが多い業者さんほど、「運が悪かった」「機械がハズレだった」と考えがちです。
でも実際は、施工のクセや確認不足が積み重なっているケースがほとんどです。逆に言えば、施工精度を一段階上げるだけで、「異音の電話」がほぼ鳴らなくなる業者さんもたくさん見てきました。
異音クレームが少ないというのは、お客様からの評価が高いだけでなく、元請け側から見ても非常に大きな価値です。呼び戻しが少ない、対応に時間を取られない、安心して仕事を任せられる。こういう業者さんには、自然と仕事が集まります。繁忙期でも閑散期でも、声がかかりやすくなるのは間違いありません。
エアコン工事は、ただ取り付けるだけの仕事ではありません。
音が出ない、振動しない、長く快適に使えるところまで仕上げてこそ、本当の意味での「良い施工」だと思います。異音を防ぐ意識を持つことは、結果的に自分の評価と収入を守ることにもつながります。
これから協力業者として仕事を増やしていきたい方、今の取引先で評価を上げたい方ほど、ぜひ一度、自分の施工を「音」という視点で見直してみてください。
異音を防げる業者は、確実に選ばれ続けます。エアコン工事で長く、安定して稼いでいくために、ここは本気で押さえておきたいポイントです。
日本エアコンサービスのブログを最後まで読んで頂き有難うございます。
エアコンは季節物の商品なので若干の繁忙期や閑散期はありますが閑散期でも仕事量を増やす方法は沢山ございます。
弊社では閑散期に仕事量を増やすノウハウを皆様に惜しみなくお伝えし、協力業者様と共に売上や収益を伸ばしていけるようお互いが努力することで常にWinWinな関係が築けるように日々努力しております。
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