段取りが弱い人が無意識にやっている“損な動き”|エアコン工事で収入が伸びない原因はここにある

はじめに:頑張っているのに報われない人ほど、直すべき場所が明確です
エアコン工事って、真面目な人ほど損をしやすい仕事だと思っています。手を抜かずにやっているのに、なぜか一日が終わるとヘトヘトで、利益も思ったほど残らない。夏は忙しいのに、終わった頃には疲労だけが残る。こういう感覚、現場の人なら一度は通ったことがあるはずです。

ただ、ここで伝えたいのは「あなたの努力が足りない」ではありません。むしろ逆です。頑張れる人ほど、段取りのズレがあるとダメージが大きい。なぜなら、頑張りでカバーできてしまうからです。カバーできるうちは、原因が見えにくい。でも繁忙期になると、頑張りが追いつかなくなって一気に崩れます。

段取りが強い人と弱い人の差は、気合いの差ではありません。無意識にやっている“損な動き”が積み重なって、結果が変わっています。今回はそこを、現場のリアル寄りで言語化します。

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損な動き1:現場に着いてから「今日の作戦」を考え始める
段取りが弱い人は、現場に着いてから考え始めます。もちろん現場って毎回条件が違うので、考えること自体は普通です。ただ、着いてから考える時間が長いと、その分だけ後ろが押します。押すと焦ります。焦ると判断が荒くなります。これが一番危ない流れです。

段取りが強い人は、現場に着く前に8割決めています。室内機の位置、配管の逃がし方、ドレンの落とし先、室外機の設置と固定、搬入動線。現場に入る前に頭の中で一度通して、詰まるポイントだけは先に想定しています。
逆に、現場で悩む時間が長い人ほど、工事の本体が始まる前にエネルギーが削られていきます。これが「体力勝負」に見えてしまう原因でもあります。本当は、考える順番が遅いだけです。

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損な動き2:「できるかどうか」より先に、作業を始めてしまう
忙しい時にやりがちなのがこれです。とりあえず室内機を付け始める、とりあえず穴を開ける、とりあえず配管を出す。
でも、エアコン工事って、一度進めると戻すのが重い作業が多いですよね。穴位置が微妙だった、配管ルートが厳しかった、ドレン勾配が取れなかった。こうなると、修正が発生します。修正は手間だけでなく、精神的にも削れます。そして後ろが押します。

段取りが強い人は、作業の前に“成立条件”を確認します。
この位置で室内機を付けた時、配管の取り回しは破綻しないか。ドレンは自然勾配で落ちるか。室外機の置き場は固定まで含めて成立するか。電源やコンセント位置は問題ないか。
この成立条件を満たしてから、作業に入ります。これをやるだけで手戻りは激減します。手戻りが減れば、同じ技術でも利益が残ります。

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損な動き3:追加が出そうな空気を感じても「後で言えばいい」と思う
追加工事の話って、気を使います。お客様に嫌がられたくない、話がこじれたくない。だから、つい後回しにする。これ、気持ちはすごく分かります。
でも、エアコン工事で収入が伸びない人ほど、追加の説明を後ろに寄せています。そして後ろに寄せるほど、話は揉めやすくなります。

例えば、化粧カバーが必要そうな配管ルート。架台が必要そうな室外機置き。穴あけやスリーブ処理が追加になりそうな壁。ドレンの取り回しが厳しそうな間取り。
これ、施工前に一言触れておくだけで全然違います。「工事を始める前に、念のためお伝えしますね」と言えるかどうか。ここでお客様の納得が取れると、当日の判断が速くなります。結果、段取りが崩れません。

段取りが強い人は、追加を“請求”ではなく“予防”として話します。「後から困らないために」「想定と違った時に慌てないために」。この言葉が自然に出る人は、現場で揉めません。揉めないから回せます。回せるから収入が上がります。

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損な動き4:真空引きやドレン確認を「短縮できる工程」として扱う
繁忙期に特に危険なのが、ここを削りたくなる心理です。予定が押していると、真空引きを短くしたくなる。ドレンの落ち確認をさらっと済ませたくなる。
ただ、ここを削ると、後から一番重い形で返ってきます。再訪問です。再訪問は時間も交通費も奪い、何より予定を壊します。壊れた予定は、次の現場にも連鎖します。繁忙期の再訪問は、利益を一気に削ります。

段取りが強い人は、ここを削りません。理由は意識の高さというより、計算ができているからです。
真空引きとドレン確認は“仕事を増やす工程”ではなく、“仕事を減らす工程”です。減らすのは、後から起きるトラブル対応の仕事です。ここを守れる人ほど、結果として一日がスムーズに終わり、収入が増えます。

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損な動き5:片付けと仕上げを「余った時間でやるもの」にしている
意外と多いのが、仕上げを軽く扱ってしまうパターンです。配管テープの巻き終い、化粧カバーの納まり、ビスの見え方、室外機周りの整え、養生の片付け。
ここって、手を抜いた瞬間に、お客様の印象が落ちます。技術があっても、「雑な人」と見られたら終わりです。評価は積み上がりません。評価が積み上がらないと、良い現場が回ってきません。良い現場が回らないと、単価が上がりません。

段取りが強い人は、仕上げを最後に残しません。仕上げまでを工程に組み込んでいます。時間が押しているなら、どこかを削るのではなく、最初の段取りで“押さない形”を作る。ここがプロの設計力です。

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損な動き6:説明が短すぎて、後から電話が増える
忙しい時ほど、説明を短くしたくなるのは当然です。ただ、短くし過ぎると、後から電話が増えます。電話が増えると、頭の中が散ります。散ると、次の現場でミスが増えます。ミスが増えると、さらに電話が増えます。これ、繁忙期に一番しんどい連鎖です。

段取りが強い人は、説明を長くはしません。その代わり、要点を決めています。試運転の確認、リモコンの基本、排水のこと、フィルター、異常時の対応。ここを短く、丁寧に伝える。
説明は「時間を使う作業」じゃなく「時間を買う作業」です。後からの問い合わせが減るほど、現場が回ります。現場が回るほど、収入が増えます。

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改善のコツ:段取りを“気合い”じゃなく“型”にする
ここまで読んで、「結局、意識高くしろって話か」と感じたら、それは違います。段取りって、気合いで上がるものじゃありません。型で上がります。
施工前に成立条件を確認する型。追加の話を先に触れる型。真空引きとドレンを削らない型。仕上げを工程に入れる型。説明の要点を固定する型。
この型を作ると、忙しい日でも再現できます。忙しい日に再現できる動きが、収入を作ります。

エアコン工事は体力勝負に見えて、実は設計勝負です。段取りが強い人は、無理に走らないのに、終わるのが早い。焦っていないのに、件数が伸びる。ここがこの仕事の面白さであり、長く稼げる理由です。

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まとめ:損な動きは“無意識”で起きる。だから直せます
収入が伸びない原因は、腕がないからでも、体力がないからでもありません。無意識の損な動きが積み重なっているだけです。
現場に着いてから考える。成立条件を確認せずに始める。追加を後回しにする。真空引きやドレン確認を削る。仕上げを余った時間でやる。説明が短すぎて電話が増える。
このどれかに心当たりがあるなら、伸びしろは十分あります。段取りは、変えた瞬間に結果が出やすい分野です。だからこそ、今年の夏に向けて今から整えてください。繁忙期は、段取りが強い人が一番ラクに稼げます。

 


 

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